[]学ぶということ

学ぶという字の
うえにみっつあるちょんちょんは
「読む」「書く」「話す」
そんな文章を
灰谷健次郎の小説にみる

確かに
言葉を見ただけだと、学んだとはいえない

何度も読んで
書いて
人に話してみることによって

その言葉が自分のなかに、はいるのだと思う

文脈を読むこと
といういいかたがある

言葉はそれぞれ、人の背景があって
ニュアンスがきまるので
その人の背景、いいかえると立場ということを
しっかり読めますか

それを文脈を読むという

寂しいという言葉

ある人にとって、寂しいことの原点は
友達においてけぼりをされたことかもしれない

別の人にとっては、かわいがってもらっていた
祖父母との別れかもしれない

そして、原点からその意味をあらためて
かみしめるのが
新しい生活においてのうれしさ、寂しさ
なんじゃないか

人間は学んで
脱皮してなんぼでしょう

また新しい歳がくると思うと
うーんと脱皮の準備をはじめたいと思う