プライドの育て方

社員のことを思う


いろんな意味で大きく育ってほしいと思う


そして、研修の講師役を自分でやってる


思い出すと
私は学校は好きでしたが
授業という形式の勉強は、どうもあまり好きではない


大学の講義もずいぶん、寝ました
学校の先生になる人が多い講座で
「君たち、いやしくも教師を目指そうとしてる
人たちが、授業を大事にできないとは何事か!」
などと思い出すと懐かしい


話はもどって、「研修」
なにか、教えるというのは大変エネルギーが
いることですが
特に、講義形式というのはきっと限界がある


そこで、とりいれているのが以下の方法だ


1.ブレインストーミング


2.ジャーナル(自分のことを書く)

3.ロールプレイ(例えば、指導する側と指導される側、
お客様と自分たちシステムを作る側などに分かれて
観察者がいるまえで、一定のやりとりをしてみる)


4.話し合い


5.自分改善計画書の作成、発表


こうして、いろいろメニューを用意して
実際やってもらったりして
このごろ気になるのが
いかにして「プライドを育てるか」ということだ


学生時代からというか学生時代こそ


これを覚えなさい


これができるようになりなさい


何々はしてはいけません


などなど
人からいわれて、勉強なりしつけなりされてきた
人たち
そう、それは私もそうなのだが
それだけだと
「誇り、プライド」が身に付かない


いいえ、我が社の社員も一定のプライドは持ってます
ただし、
「意識して、自分のプライドを高める」という術を
知りません


このまえ、数年前に相模原の教師を退職した
太田恵美子氏の自伝に近い本で
「りんごは赤じゃない」という本を読んだ


そこに、まず固定概念をすてて、自分の目で見ようと
でてくる
りんごは赤く


星は☆
太陽は○に光線を書いて
月も○・・・


そんな誰かがしてるからするということでなく
本当にまず見て描きなさい
りんごの色は
草の色は


というところから始まる話


そう、自分で判断をすることを増やすことからなのでしょうか


技術者は、未知のものを作っていくという
クリエイティブなところが、魅力の仕事なのでしょう


例えば、法律も世間でいう「常識」も
いまあるものに対して、後追いでできることが
多い


そうしたら、これからできるものを作る技術者は
それこそ、高いプライドをもって
どう行動すべきなのか
どんな責任をとる気持ちを育てるのが
いいのか
真剣に考えなくてはならない


誇りを育てよう


ずっとのテーマになりそうです