文化

高校時代に
茶を飲むのを文化とした
そんな流れこそが、日本らしいといえるのでは
ないか


そんな教えがあった


最近読んだ本にて、桃山時代というのは
茶が発達した、すごい時期で
そのときに、ほんとうに日本らしい
侘びさび、枯れといったものを積極的に評価する
動きがでてきたという解説があった


ある面、挑戦というか革命なのだと


中国をはじめとした
豪華な色鮮やかな器でなく


備前信楽に代表されるような、渋さを
評価する動き


これは評価なんてなまやさしいものではない
美しさとはなにか
価値とはなにかを、問い直す
戦いといっていいのかもしれない


その戦いを続けていて、「文化」と呼べるものに
したのなら
日本の文化は、それこそ、世界に誇っていい
というか、どこに対してなにというより
私はすごくあこがれる


器に文化を
茶を飲むということが文化という
別の文化からすると
なかなか、理解できない世界


でも日本人の一定の割合の人はそれを
とても評価するし
実際、家庭まで含めて器のいろいろを
楽しむ人はたくさんいるのだ


こんなうすっぺらな知識で、書いてしまうと
とってもはずかしいのだが
少し、器とかもっと知りたいなと
思い出したこのごろです