アルプス

昨日のNHKのテレビにて
スイスのアルプスの、いまでもあの雪山につらなる
標高2000Mの場所で牛を飼い、チーズを作ってる
という家族が登場した


日本でいえば、中学生とか小学生と思われる子供がいっしょに
牛の乳をしぼり、牧草を育てるために
斜面の牧草地をきれいにして
雪によりくずれたガレ場を直し、働いている
自然にいだかれてる


親が、ここにいるとアルプ力、つまり生きていくのに
必要な力がつくと思うと話している


人間って、とても賢く素晴らしい
小学生のうちから、重労働をして、かわいそうだと見る人も
いるかもしれない
単に、観光客の気分で素晴らしい景色だけにとらわれて
いいなという人もいるかもしれない


山の自然にいだかれて
そのいわば、神のめぐみのような牛の乳をしぼり
牧草地をはぐくみ
生きる


簡単ではないし、責任も問われるし
みんなで協力しないと困る


そうした、いわばアンサンブルの大切さ、楽しさを
知っていること
それがここでいうアルプ力
つまり生きる力の素なんでしょう


大人も子供も、協力して、生きることが
自ら汗をかいて、力を出し合うことがとても大事なのだ