木のこぶ

木があるところにいると
気持ちが落ち着くと思う
いま住んでる、鶴見駅の近くは
街路樹が植わっていて、それだけで
すごくその通りの感じがいい


近くの駅の裏山といった趣の丘のうえに
大本山総持寺がある
いちょうや、楠、松など
大きい木がたくさんある
朝、木にあってくるととても
いい空気を自分のなかにいれられたと
思えて、気持ちいい


このお休みに一日、函南原生林に森林浴に
でかけた
樹齢700年といわれる、アカガシというブナの仲間が
いた
ブナやヒメシャラ、おおいに森林浴をして
気持ちよかった


ながめていて、木のコブが目に留まった
木のコブは、木が「がまんしたこと」のしるしと
佐藤忠良は本に書いているが
木のコブ、見ているのも
確かに、これまた気合がはいる気がする


人間は生きていれば、いろんなことにあう
とても、気持ちのいいこともあるけど
参ったなとか
うわ、困ったなということもどんどんある
そんな気持ちをいろいろ、もって生きるってことは
しんどいななどと、振り回されながら
思っている
だんだん、気持ちのまっすぐなところを忘れがちに
なる
そんなとき
木が
木のこぶを思い出してみたら
いいのかもしれない


がまんすることって、やっぱり大事だよと
教えてくれる気がする