虫の声

秋は虫の声がする
今日、お寺の前をとおったら

「秋の虫の音をきくときは素直である
だからそれがそのまま、心にしみる
人の声にもそんな聞き方をしてみたいもの」

と書いてあって
ふーんと、内省してみるのです
聞き上手になるとか、相手の話をしっかり聞くとかは
私がこだわっていることだし、社員の皆さんにも
よくいったりすることなのですが


虫の音を聞く、素直な気持ち
そのままに、人の声を聞けますか


逆説でいうと、そういうことがなかなかできない人間のことを
たしなめているということなんでしょうね
いまは、少なくとも傾聴というか、相手の言ってることを
真剣に受け取る姿勢で聞くということを
いつも忘れないようにする
そう誓うことが大事だし
自分はまずやろうと思う


「忙しい」とかいいわけすることは
よくやってしまうのですが
基本である、「人の話を聞く」ということ
深くできていれば、まず人間として、はずかしいというような
方向をなにかすることは避けられるのではないかと思う


つい先日、絵を描くことがそのまま人生になってる画家の
生涯を描いた映画を見る機会があった
そのエネルギーに感動した
なにか、ことを進めることは
エネルギーを持ち続けて
そして、「傾聴」して、進めたいと思うのです


そうすれば、きっと活路があると
思うのです