ターゲット

昨日は、上場しているSIの役員の方と面談した
ここは、売上142億円、経常利益19億を計上する
優良会社


「長期で、大きなプロジェクトに取り組むということが
必要という認識がある。そこで
ナショナルプロジェクトといっていい、中央官庁の長期にわたる
プロジェクトを思い浮かべると、仕事のサイズからいって
自社一社でイニシアティブをとるということができない
そして、メガバンクといわれるところの、大規模なもの
これも、手に余ってしまう」


どこにターゲットがあるのかという話で
少し時間を費やした
「日本の製造業は、EDPの世界では、数年に一度数億の投資を
するかどうかというところだ。さて、どこにターゲットを
おこうか」


まえに、日本マイクロソフトの代表をしていた成毛氏が
日本の経営者はITを生かしていこうという「視点」が
極端に少ないという指摘をしていた
この点が、日本企業がもっと、自己改革をして
いままでできなかったマーケットを開拓し、企業の存在そのものを
脱皮していくようなことができるかどうかに
かかっていると感じる


そうした、自己改革を積極的に支援できる、会社になりたい
これは、話としては
「野球では、ストライクがきたら、ホームランを打てばいい」
という話と似ているかもしれない
まずいえるのは、ストライクがきたらホームランをうつ
このことを実現するための条件をひとつひとつ整えようという
ことだろう
基礎体力、バッティングそのもの、選球眼、相手投手の研究
こうしたことを怠らないのが、まず必要条件のはず
当社にとって、それぞれの条件はなにか
今年できることは、今月できることはなにかがわかってること
それが大事
十分条件はみえなくても、まず必要条件かもしれない