一人の能力

我々、ITの業界はひとりひとりの技術者の能力が
クローズアップされることが多い


キーマンの能力で、そのプロジェクトが成功するかどうか
決まるなんてこともありうる
ここで「能力」というのは、必ずしもひとりだけに注目しての
ことではない
いいたいのは、まわりの人のやる気、元気、そして笑顔をひきだすことが
できたら
それは素晴らしい能力
ひとりの能力がクローズアップされるのだけど
それはチーム力をひきだせる人として、クローズアップされると
思っていいと感じる


人を指導する立場なら、指導される人ひとりひとりを
よく観察して、何をどう指示することが最適なのかを
知らなければならない
モチベーションが高いとき、モチベーションがさがりぎみのとき
自分の能力に自信をもちはじめたとき
などなど


自分が指導したメンバーがモチベーションを高くもち
こちらが指示しようかなと思ったことなどを
指示されなくても率先してしてくれたりする場面に
出会うのは、指導者にとって、すごい喜びだろう
ただ、このことは、やはりレベルがあって
第一段階ができたら、第二段階へというような
ステップアップがあるはずで
またそのステップをお互いがよく見えるようにしておくことが
大事だろう


少なくとも、継続して学習し、知識の吸収と仕事の実戦を
積み重ねていくことで、見えるものがあるはずだ