絵を見に行く

私のつれあいは、アートがすき
絵は少し描いたりもしますが、「見ること」が好きです
伊藤若冲という江戸時代の画家が特にすきで
伊藤若冲の絵が見れるとなると
なにがあっても、たとえ関西でもかけつけます
いってみれば、「おっかけ」といってもいいかも
しれません


このブログに絵のことを書くときに私が触れる固有名詞に
洲之内徹がありますが
最近洲之内徹を、「友人」であり作家である大原富枝という人が
かなり、つっこんでその人生について書いている
ノンフィクションといっていいでしょう
読んでいると、絵という美しいものを愛して
手元において、やっと洲之内は安らぎというものを得る
というような書き方をしてる
とても多い女性遍歴。女性という美しいものを求めてやまない
その意識が、歳を経て女性もあるのだが
絵にいき、また「小説」というこだわりから
絵のエッセイという方向が彼を救ったというような切り口


私は、少しわからないのだが女性がある男性の女性遍歴を
書くと、いかにオブラートにつつもうと
それはリアルで、ちょっと刺激が強いと思う
うらを返すと、そうしたなまなましさは女性だからこそ
書けるということか


絵を愛す過程というのが、文章から読むとわかりやすく
したしみやすくて、洲之内のコレクションを
また見たくなってる
もちろん、文章を通しての楽しみと
絵、そのものを見てのまた感触はきっと別のものかも
しれない
いいえ、別だからこそ、楽しいしまたいろいろ知りたくなる
のではないか
そうだ
そう思っておこう
いつ、洲之内コレクション、見に行こうかな