感動

社員を指導したりする立場なので
人にどう伝えるのかということが
すごく気になる


まんがの美味しんぼを読んでいると
料理も芸術だというくだりがある
絵画や音楽、舞台とか建築とか「芸術」と呼ばれる分野が
あるが、その定義は、「人を感動させるもの」だとすると
料理も、人を感動させるものになりえる
料理は芸術なんだと主張する


感動すること。これは大事だと思う
感動したりするから、人間は変われると思う
だから、人を指導するということは
相手を感動させなくては、なかなか難しいということになる
人間が変わるということは、大変なことだ
その大変なことをしようと思わせる
だから、変えようと思ってなにかするのは
エネルギーもいるし、工夫もいるのは確か


ただ、「感動させよう」と思って行動しても
感動なんてなかなかしてくれるものでは
ないと思ったりもする
剣の道にたとえたら、「無想剣」ともいったら
いいのか、意図してとかで全然なく
全身全霊、打ち込めたときにでてくる境地とでも
いったらいいのか、そうしたものが伴わないと「感動」は
ない


こう書いていると、全身全霊、打ち込む、その背中を
見よなんてことにつながりそうだが、それはまた別の話
我が社で望むのは
指導される側は、小さいことでも気づける敏感な状態で
指導する側も、工夫を重ねて、相手の状態をよくみて
双方が、学びあう姿勢をもっていけば
伝わると信じて進んでほしい