人に伝わるのは、割引なので

前にこのブログにも書いたのだが
どんなに、気をつけて真剣に話すとしても
人に伝わるのは、話したことの60%くらいが
多いと思ってる
それは、言葉ひとつひとつの定義というか背景が
人それぞれのところがあるし
つまり文脈がちがうといったらいいか
また、そのとき、そのときで立場というのが
双方に話のニュアンス、色合いをつけるので
フラットなというか、公平な立場でものを
いったり、聞いたりをしていないということもある


だから、大事なことなら、文書を使うこと、何度も
伝えることなど、工夫が必要ですとか
やってきたのが私たちなんでしょうね
一対一の話し合いでも、割引になる
まして、多数があつまる会議なんてことになると
それは、とても気をつけなくてはならないですね


こうした、人に伝えるということを
大事にしようと思うことは、ずっと私の気持ちのひとつの
軸になっている
どうしたら、気持ちよくというかうまくあいてに
伝わるのか。とても気になることだ
人間だから、さっき書いた、言葉ひとつひとつの定義ということに
とらわれる。まして立場にとらわれる
そうしたことは、避けようと思ってもなかなかできないかもしれない
それなら、少なくとも、とらわれてるということは
知っておこうという態度は、大事かなと思う


言葉の定義の話でいえば、例えばありがたいという言葉に
若いときに、仕事を教えてもらったときのことを思い出す人も
いれば、一定以上の年代になって、親の気持ちがわかって
その思いをかみしめる人もいる


立場ということでいえば、加害者、被害者ということ
人を世話する立場、世話になる立場、男と女などなど


違う人がいて、違う考えがあるから
豊かになるのだということは、高い気持ちからでてくる
いい雰囲気につながるシーンなのだが
それは、決して簡単ではないんです


でも人に伝えていくことは、すばらしいと
いい続けられる人でありたいのです