向田邦子という、大変人気のあった
シナリオライターがいる


寺内貫太郎一家 阿修羅のごとく あうん 思い出トランプ


など、人生の機微をこきみよく書いた作品は、洗練されてる


その人は、料理が好き、人においしいいまでいうおとりよせの
ものを贈るのが好き、そして器がすきだったという


去年の11月くらいだったか、そのひととなりを語る番組が
テレビであって、映画監督の大林宣彦氏と、歌手の石田あゆみが
実際あっているということで、とてもなつかしがりながら語っていた
独身だけど、若いころに、ずっと心に残るような恋をして
その相手を思う気持ちは、きっとまじめに恋愛した人なら
わかる、あったかさそして、一途なところがあって
みていて、気持ちよかった


そうした、ちらっとかいまみただけなのだが
おいしいものが好きで、そしてそれを大切な人に贈ったりして
人とつながっているのを大事にしたのではないかと感じた
ときには、スープを大鍋で出前まですることがあったという


ちょっとだけだが、料理が好きになってきて
その気持ち、わかるなぁと思う
このまえも、ここに書いたクッキングパパでも
あるとき、友達のお祝いの席などに、大鍋でどーんと
スープをとどけるシーンなどあるのだが
よくわかる


そして、ついにというかとうとうというか
向田邦子がやはり、好きだったという
器にも、興味がわきだした
そんなことにかまけていたら、ダメなんてどこかで思っていたのだが
見始めたら、楽しいのだ
ま、かみさんの作戦にはまってるというところが
しっかりあるのだが
ま、しかたがないか・・・