いまは採用のチャンス?

取引のある、上場しているSIの会社で、2010年4月の新卒の採用
人数を前年より40%増やしたというところがある
すごいなと思った


わが社も「採用」ということは大変大きな注目すべきところと
思っている
世の中で、「景気」がいいといわれているときは
なかなか、採用できないのだ
わが社は、新卒の採用において、オーソドックスに求人票を
学校あてに送るという方法で、採用について活動するのだが
この10年をみていて、景気のいいときというのは、数人しか
門をたたいてくれないなんて年がある
一方で、例えば去年。問い合わせは数十件、実際面接した
学生も二桁(途中で活動をうちきっているので)


人事で採用の仕事をしたことのある人だったら
わかることだけど、ほんとうに「タイミング」ということで
採用の仕事はまるっきりかわってしまう


とても長く、取引している知り合いの会社は
特定の専門学校とずっとつきあいがあって、毎年数人ずつ
採用をしてると話している
そうすることで、学校との信頼関係ができていて
いろいろといい面があるのだそうだ


世の中の景気が悪いという判断のこの2年ほど、採用を増やすということが
できる会社って本当にすごいと思う
おそらく、そうしたときに採用した人材は、会社を支える
貴重な人材として、育っていくのではないかと感じる


そう、感じているなら、わが社も採用を増やすべきではないか
はい、なにかをすべきだという視点からすれば
正解は増やすことでしょう
ただし、一方で、人材育成ということをもう一度見直す機会に
わが社もなってると思っている
人材を育成するということにどれだけの、企業の力を注ぐことが
必要なのかということを見直して、そこから実際どれだけ
そうした力を注ぐことができる体制を築けるのか
いま、まさに見直し中


他社と競争していて、まったく思うのは「一歩」でも
他社より早くいろんな体制を作り、他社より早く売り上げ利益を
あげていかなくてはならないと、感じるのだ
そうでなければ、未来がない
そうでなければ、生き残れない