楽天力

他社のかたと、プロジェクトの打ち上げに参加したという
社員がいう
「他社の若い、2年目くらいの社員から、この業界で長く仕事できる
なにか秘訣ってあるんですか?って聞かれたんですよ」
どう答えたのかと促すと
「意外とどうにかなるもんだよ・・・  これって答えになってないですよね」


ふーん。いいえそれは「正解」なんじゃないかと思う
なんとかなるさって思って、気持ちを切り替えて寝て、起きて
チャレンジして、そんな繰り返し
ある面仕事ってそうしてるところがあるように思う


このブログに、「本来あるべき姿を忘れない」とか
「自分のやりたいという理想と、いまの実際のギャップを常に意識しておく」
などと、書いてる。そうしたことは
当然、ステップアップには必要なのだけど、いろんな意味で
人間はキャパシティがあって、つまりそのときはいるだけの器にしか
知識でも、そして、「やる気」自体というかやるぞという意気込みも
一定の水準があって
だんだん、自分を少しずつ強くしていかなくては
なかなか、いっぺんに全部なんてできない


だから、気持ちをいま乗り越えるべき「壁」に標準をあわせて
向き合って、なぜ理想とちがうかなどとぶちあたるのも確かに大切だけど
とりあえず、目の前にあってできることをやりながら
やりすごす日があってもいい


いろんなことが、「気持ち」でまけちゃうことって結構ある
「あーこうすれば、できるな」という気持ちがもてれば、できてしまうことが
多い
学生のころでも、例えば英語なら英語が、よくできるなという友達に
どうやって勉強してるか聞く。そうすると、あーそこまで
やってるからできるんだと思う。あたりまえなのだけど
例えば単語を覚えるにせよ、文法を覚えるにせよ
努力してるなーってことが多いのだ
逆にいえば、実際それだけのことを自分もやれば、できるようになるんだって
わかる


仕事で、いろんなこと知っていてすごいなという人に
会うとする。その人はそういう知識を身につける努力をしてるんでしょう
「天性」のものもあるんでしょうが
よくいわれるように99%は、やるかやらないかなんですよ


どうにかなるものだよ
そうして、気分をかえて、生きていける
それはひとつの能力、楽天力といっていい