アンサンブル

演劇の世界のなかで、活躍してる知り合いと
話していて、演劇の魅力ということで「アンサンブルの楽しさ」を
あげていた


演劇って、出演者、キャストがいて、客がいればできるなんて
ものじゃない。衣装や小道具、大道具、照明、演出家の
それぞれの、力があわさってできる
それは、例えば教育の場にもいかされてる
いつか、英会話のアメリカ人の先生と話していて
小学校時代、オズの魔法使いをやったという話が
でてきた


それぞれの役目、立場で協力しあうから
ひとつの舞台ができる。それはまるで人生といっても
いい、世界があると思う
よくいわれることに、国立演劇学校がないというのは
めずらしいのだと
日本は、たとえば文芸の世界では、歴史上おそらくもっとも
早く文化を華ひらかせているし、演劇だって、能をはじめ
高い文化をもってる
ただ、現在ということだと、演劇ということでは
少し立ち遅れがあるのかもしれない


日本が立ち遅れということでいうと、演劇とは少しずれるが
政治家を含めて、トップの人のスピーチがあまりうまくないように
感じる
演劇もスピーチも、同じ要素がある
人に伝えていくという要素がある
演劇って、別の人格になって、その生き様を人に
伝えるという、きわめて高度な表現だ


表現したいというのは、きっと人間の根源的な思いでしょう
そして、演劇とかそういう舞台で表現されたものを
感じるのも、人間ならではというところがあるでしょう
やっぱり、こうしたい、こう伝えたいが最初、かな