いまできることは

企業は、生き残りをかけて、いろんな戦略をとる
企業は、その顧客、社員、株主など関係する
すべての人がハッピィになるように行動しなくてはならない


ひとつの方向は、売上げ増加ということでしょう
売上げをあげてくことで、仕事が潤滑になり
人も育って、顧客にもよりいい品質の製品やサービスを
提供できるという考え方
そしてこの10年ほど、叫ばれているように
日本国内では、少子化で容易に売り上げ増にはもっていけない


他社と差別化するだけのものをつくるのだという
叫びもある
他社から見て、はっきりとわかるような品質の差を作るのには
どうしたらいいのか
答えは、「全て」なんだろう
社員の意識からはじまって、営業、社員指導、人事、採用
評価、財務、ブランドなど
すべてを高めていくことが必要でしょう


前回の全体会議で感じたこと
社員の多くが関わった仕事で、納品後に単体テストレベルにおける
バグが複数みつかって、顧客からクレームがあった
このことについて、ひとりひとりがどう受け取るかということは
とってもとっても大事なポイントだろうと思う


業界を知ってる人は、「バグはでるものだ」と一言で終えるかも
しれない
いいえ、確かにバグを完全にゼロにするのは、工数がかかりすぎというか
普通はできないと思われる
でも、一定以上の品質を保つことは、必ず必要だという、いわば「信念」を
もって仕事をするかどうか、そのことを頭にたたきこんで
日々望んでいるのかということだ


一生懸命やった。これは大事なことだ
でも、その結果、バグの多い、品質の低いものが生産された
そのことは、「致命傷」になる
もっと具体的にいえば、誰もその会社に発注しなくなる
倒産ということです


では、いま、なにをすればいいのか
日々作業するうえで、テストの精度をあげるべく努力をする
またその状態を自分で記録して、一定の成長を誓って結果をだすなり
すべてにおける品質をあげるということを
具体的に、毎日行動にあらわすということでしょう


簡単ではないんです
技術者になったら、人から信頼される技術者をめざしてほしい
社員同士、切磋琢磨して行きたい