光と紅葉

都内でも、紅葉がみれるという報があった
昨日は青山の根津美術館に行ってみる
紅葉が目的でなくて、昨日が最終日の青磁の展覧会が
目的だったけど、紅葉にすっかり目を
奪われた


庭園というと、最初は鎌倉の瑞泉寺とかだと思う
心ひかれた。そしてやっぱり京都などの庭園は
ためいきつくくらい、いいと感じる


根津美術館の茶室をみると、紅葉と光をいかに
ぜいたくに作ってあるかということを思う
昨日は曇り空、でも曇り空のなかに、イチョウの黄色は
明かりがともったように、際立っていた
もみじは、池に茶室にアクセントを加えていた
いつか読んだ記事にル・コルビジェが自然光をいかに
屋内の空間にとりいれるかということを、大事にしていて
その光の空間にいると、恍惚感まで感じると書いている
屋外なことはまちがいないけど
光は、池を、紅葉を演出するおおもとにはちがいない


根津が目指したものは、私は知らないが
あの茶室に大事な友を呼んで、季節の感じる、花や
茶器で、気持ちを高めていたのなら
その空間自体にあこがれる


青山という都心のいい場所に、庭園というぜいたくな
ものをみる
だから、庭園って、ぜいたくだなと、なおさら感じるという
ことだろう