漬け物

長野県の一番北にある野沢温泉村
スキーで何度かいってる
もうきっと知らない人はいないってくらい
有名な野沢菜漬け、ここが本当の本場でしょう


民宿に泊まって、漬け物をだしてもらう
自然にべっこう色がかっている発酵の具合が
いい野沢菜の漬け物はご飯も進むし、もちろん
お酒にだってとってもいい


つい2,3日前に日本海側のとある村でその家のお母さんが
つけた、たくあん漬けを食べるテレビのシーンがあったけど
漬け物っていうのも、日本人にはなくてはならないものだ
私の母親は寒い時期になると、白菜の漬け物をしていた
よく、みかける白菜漬けは、塩のほかにとうがらしや昆布などを
つかってるけど、うちの母親のそれは塩だけでつける
それが、自然にまかせて、つまり寒い戸外に樽でつけることで
発酵する
これがまたうまいのだ
寒いときにしかできないもの


このところ、歳をとった母親が漬け物をしないようなので
農家の野菜の直売のところでみつけた、白菜漬け、同じ味が
したので届けてみた
まぎれもなく、とうがらしとか昆布とかはつかってない
塩だけの味


漬け物がうまいのは、日本がやはりご飯の文化だから
なんだと思う
漬け物って、ときに「ピクルス」などと訳したりするけど
漬け物の訳語はない
漬け物でご飯を食べれば、「日本人に生まれてよかった」と
思う。こんなおいしいものがあるんだから
どこの国にも負けないぞと元気がでる


我が家でやるのは、即席漬けくらい
なかなか、大量に野菜を使い、戸外で作るお漬物
自分では挑戦できてない・・・