10代で学んだこと

香山リカさんという人が書いた本に
10代で学ぶことって、とっても大きくて
その後は、10代に比べたら「寝てた」んじゃないかと
思うほどだって、書いてるが


10代で学んだと思うことのひとつに
自分のしゃべってることの全ては相手に伝わらない
一番うまくいって8割かなあなどと、感じたことがある
実際、一度きりの勝負だとやっぱりそれはそれなりに
真をついてるとも思う。その8割にならないように
もっともっと、話し合えば自分で思っていたことが
逆に広がって、新しい考え、ビジョンをひろげられると
信じてるけど、それは何度も話し合って分かり合っていって
そういう前提がつくでしょう


言葉って、不完全なもので、だから言葉だけで伝えようというのは
無理がありますね。そのことさえ、忘れてしまうことが
あるのです。
言葉だけで、伝わるということは冷静に、客観的に自分を見れる状態
なら、容易になかなか難しいのがわかるのですが
人間、そう余裕のあるときばかりではないので、ついつい忘れてしまうのです


だから、重要な、結構一発勝負で動かなくてはなどというときに
言葉でいって、「なぜわからない」などとカッカとしてることが
多いと思ったりする。カッカとするから
また余裕がなくなって、もっとフォローを自分ですべきなのに
ついつい相手のいたらなさという方向に視点がいってしまいがち


そうなるまえに、今年の年初に書いたように
大事なのは、「聴くことだ」というような原点を
忘れないようにと自戒していたい
聴く姿勢がよくて、話がちゃんと咀嚼されて帰ってくる
そういう、いわば気持ちいいキャッチボールが基本
なんですよ