もしドラ

もし、高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら


小説だけど、なかなか面白く読めた
きっかけは、親しくしてる人が二人も
この本が気になるといったことだ
こうして、話題の本は売れていくのでしょう


ドラッカーは全然ふれたことがない
マネージャーに必要なこと


真摯であること


ええ、そうですとも
とつぶやきながら読み、そして待てよ
真摯。おまえは本当に真摯にことにあたってるかと
自問したりした


真摯であること


まえに社員に、「人を本気にさせるのは人の本気だ」
こちらが本気であることで、その本気が相手にうつるのだと
そして、そのことの実際の場面では、やはり「感動」がいる


高校野球のいわば、「くさい」感動をもとねたにして
人間がかわっていく、そしてチームが、学校が、地域が
変わるということを例としてだしてる


イノベーションということもうたってる
社会を変える、イノベーション
本当に、「すごい」ことをするには、こちら側でなく
社会、環境自体に変化をもらたすような
以前の古いしがらみとか、やり方が陳腐化してるところを
ついて、変えていくということができれば
輝くことができることを示してる


ドラッカーさんは、もちろん「自説」を述べたにすぎないけど
世界中で支持が集まり、本が売れ続けてることは
一定の信頼を得た、いわば、経営の定番のセオリーに
なってるといってもいいかもしれない


しかし、マネジメントを高校野球の女子マネージャーがやる
なかなか、見事にはまった。後書きにあるように
はじめはシャレだったんでしょうけど、いろんな意味で
はまったんだね