なにが人をやる気にさせるか

先週は研修があった
自社で、手作りの研修
私が企画、ファシリテータは手分けして社員が
行った
幸い、何回かの試みの成果がでだしていて
なかなか、充実していたと、自画自賛する


研修を企画するうえで、とても気になるのが
どのくらいの内容が、「ちょうどよい」のかという
こと。取り組みやすくそして、話し合いをしたときに
盛り上がるということを目指している


もっといえば、非常にやる気があって、普段からの
知識の吸収などに意欲的な一定以上のメンバーだと
内容いかんより、必ずといっていいほど楽しめるという
ことがある
そして、やはり私ら凡人というか、やる気も一定のところある
でも、普段の仕事に追われて勉強したり、自分をステップアップ
することに、なかなか有効な一手をだせないと感じてる感じの
人だとすると、どうやって盛り上がるのか
気持ちをどうやって、高めていくのかということが
大きなポイントと感じることが多い


昨日、3月1日の日経新聞の夕刊「フォーカス」
アメリアにTFA「ティーチ・フォー。アメリカ」という
非営利組織があるとのこと。
企業からの寄付金などをもとに、名門大学卒の若者を貧困地域の
学校に2年間、教師として送り出す。生徒の学力向上などの
課題に取り組んだ若者は派遣期間を終えると、企業が
有望な人材として迎え入れるという流れがあるという
「疲弊した学校の現場に風穴があく」ことを目指すという


この話を読んで思うのは、立場かわって考えてみるということだ
冒頭のわが社の研修でもそうなのだけど、ファシリテートする役目を
順繰りにやってもらう。そうすることで、全体盛り上がることの
意味とかを直に感じてもらって、企画側の味方になってもらおうという
意図がある
なかなか、授業についていけない子供たちを元気づけ、同じ目線に
たって、勉強の楽しさ、いいえ「生きることの楽しさ」を見出していく
行為は、若者本人のその後の人生に大きく影響をするにちがいない


人を本気にさせるのは、自分の本気と、社員に指導したりしてるのだけど
人に思いを伝えて、相手がそれを受け取って、反応する
もちろん、その人の思い、生活、そして生き方に影響するのは
こわいことでもあるけど、とっても素晴らしいこと
生きようという根本の力を目覚めさせる、大きなことと
ずっと感じてる