キムチ鍋であったまる

四月にはいり、桜の花だよりがはいるけど
昨日は寒かった

寒いときの食事は、鍋がうれしいです
ときどきやる、キムチ鍋
きゃべつ、にら、もやし、ごぼう、エリンギ、えのき
ねぎという野菜たちを使う


まず、市販のキムチと、豚肉の薄切りをごま油とみそをくわえて
いためます。うちは土鍋を使います
まずまず火が通ったら、上記の野菜のうち、すぐ火が通る
もやしやにらはあとにして、どばっといれて、ふたをして
蒸し煮します
しばらくして、水をくわえて、もやしとにらをいれて
食べます


キムチのうまみ、肉のうまみ、野菜のうまみが
あわさって、舌と胃袋にしみていきます
たちまち、つぎつぎとおかわりをしました
今日はおもちをいただいたので、すこしグリルで
あぶったおもちでしめます


なんとも、豊かな感じがします
鍋は、高級な材料がなくてはならないなんて
ぜんぜん、ない庶民の味方だと思う
もちろん、魚貝類が手に入ればそれもつかうのが
いいとも思う
融通がきく、大変すぐれた、食べ方だ


鍋で忘れられないのは、もう3年ほどたつけれど、北アルプス
涸沢に紅葉のときにいって、白菜と豚肉の鍋を食べた
雨の心配から、涸沢にとまることはやめて、横尾に泊まり
朝早くでて、涸沢にはいり、昼飯を鍋にしたのだ
涸沢まで夫婦でこれたという満足感と紅葉の美しさのなかで
食べる鍋は最高だった


美味しんぼに「浜鍋」なる、磯の魚をふんだんにつかった
鍋というのがでてくる
美味しんぼの作者は、鍋も相当すきらしく、よろず鍋だとか
雪鍋だとか、ちょっとひかれる鍋がでてくる


鍋は融通がきく
その融通のさせかたが、楽しい
そして、鍋は家族か仲のいい人と食べたい
鍋と焼肉は、気を遣いながら、食べるのはかんべんねがいたい
鍋であったまって、今週のスタートは快調だぞ!