技術者は誇りを持って

当社は、技術者がいる会社。求人の案内に
独立系のソフトウェア、技術者集団です
と書いている


技術者って、どういう人?と思うときに
一般の人より、優れた技術を扱える人となって
このことは、きちんと意識したほうがいいと思ってる


私は中学生くらいに、少しだけ剣道をして、そのときの
昇級試験のときに、段をとると、扱いがかわる
早くいうと、例えば傷害事件のときに剣道で段を持ってる人は
凶器をもってるのと同じ扱い?になるというようなことを聞いた
技術者が、一定の分野で専門的知識をもつってことは
極端な比較だけど、ある分野の認識について、さきほどの
人と人と戦うとしたら、凶器をもってるといった「差」が
あるのと、似てる、一般の人にはない特権的ともいえる
特殊なワザをもってるといっていいと思ってる


一般の人が持ってない、ワザを持ってる人というのは
やはり、一般の人より、より謙虚でより高い判断力を
持っていないとバランスがとれないと感じる
それは、普通のことより影響力のあるいろんなことを扱う
また扱える人は、そうだと思う
いわんや、自分は?私はとなると、当然人を指導するという立場
社員の生活を守るという立場、会社を発展させて社会に
貢献するという立場、いずれからも権限をもっているのだったら
高い、見地にたっての謙虚な態度と、判断力を持たなくてはならないと
思う


角度はちがうかもしれないけど
技術者は、やはり謙虚で判断力に優れることが必要
そして、その視点をしっかり見ていくと、「誇り」をもって
いなくては、できないと感じる


大変な複雑さをもつシステムを、作っていくという困難さに
いつも、ぶつかっていかなくてはならない。そのことは
理解が進むと、より鮮明に、難易度の高さが見えるといった
繰り返しだ
そうした、折れそうな心を支えるのは、やはり「誇り」なのではないか
自分のやってることを大事にできること
そうしなければ、「あーどうしよう」と思うようなカベに
ぶつかっていくなんて、ほんとにしんどい


しんどいから、自分のやってることを大事にして
意味のあることをやってるんだと、信じ続けることが大事だ
そうした、困難な道を行く、技術者を少しでも明るく照らす
存在に私はなりたい
今週末は、当社で、ひとりひとりの評価をひとつのテーマに会議があります
今日のブログに書いたことは、いろいろ考えるときの
前提として、忘れないようにしたい