考えること

人間は考えることで、その存在意義がある
ただ、結構難しいことは、ま、考えないでおこうというのも
処世術ではある


日本人は、あいまいにするのが多いといわれる
たとえば、支持する政党がありますかという問いに
対して、明確に答える人は少ないのではないかと思う


政治の話は、早くいうと「しらける」ので
あまりしない
小学生のときにロッキード事件があって、以来ずっと
政治不信ということもある
また、身近に素晴らしい政治家もいない


話はもどって、考えること
今年、節電がいろんなことで言われている
できれば、意味のあることで節電をしたいと思う
わが社でいえば、やはり就業時間を1時間とか
早めにするということになるかな


節電も意味があるのか?というとなかなか、わかりにくい
こまめにスイッチを切るということもいいのはわかるが
いちいち、そのために気を使って、人が動くと
その分、仕事の効率がおちるようにも思う


考えること
わが社の仕事でいうと、システムという複雑なものに
あいたいしているので、常に考えないといけない
複雑なことを、なにか判断できるようにするということは
分割して考えるか、たとえば、一般化、特殊化といった
きりとりかたをするかというようなことだろう


一般化、特殊化というのも、なかなかぱちっと頭にはいりにくい
たとえば、担当をどうするか、だれが適任かというような
場合に、極端に優秀な人を考えてみるのが特殊化だ
そこから、いろんな人をあてはめてみて
それでもできそうかという検討は一般化といっていい


一般化、特殊化というのは
数学の世界で聞いた話だ
数学の世界は、ある意味、はっきりしている
コンピュータのプログラムは、ゼロとイチで判断するのだから
はっきりしてるともいえる
と、なるのだが
実際は、いろんな場合分けがあるのが世の中だ
だから、ゼロとイチの判断をたくさんするということだ


考えること
それは、楽しいということもある
考えて、わかったという意識は、人間に快い感覚を生む
だから
考えたら、一定の理解ということまでいきたいと思う
ただ、あたりまえなのだが、考えてわかるような
問題は、実は少なくて、答えのないことに対して
ずっと考え続けて、行動しつづけていかないと
たとえば、会社の信頼というような、目指すべき
ところには、いけないのでしょう


でも、まず考えることからだ