自分の内面をさらけだす

ワークショップでは


考えて


さらして


評価する


というステップがある
ワークショップという学びの場は
私も好きな、ノウハウといっていい
学んでいくことが重要なのは誰しも
よくいうのだけど、例えば、学校によくあるような
講義形式の学びの形は、面白くないし
学びとしてどうなのかということは
このブログにも何度か書いた


この「さらす」ということが重要だと
よく思う
河合隼雄先生の「カウンセリングを語る」にも
でてくるのだが、自分の考えや思いを人に
語れること、さらすことができること
それが、本人の変わるきっかけになる
言葉を変えると、「治る」
もしくは、人に話を聞いてもらうことがキくのだ


人に自分のことをさらせるか?
これは、簡単ではない
やはり「生き方」に通じることになってしまう
ただ、「素直に」気持ちを伝えるってとっても
やっぱり大事なのだ


十代の前半の失恋の話を思い出す。そのころ好きだった女の子に
プレゼントを渡したら、お礼の手紙がきた
その手紙には、別の人への思いが、それこそそのまま
気持ちをこめて、つづられていて、失恋したはずの
こちらが、ちっともイヤな気がしないで、読んでしまった
まあ、共感したといってもいいかもしれない


素直に気持ちを伝える
真実っていうことは、とても説得力があるので
素直に伝わったら、こんなにいいことはない
ただ、どうしたら素直に伝わるか?ってなると
なかなか難しい


最近、親しくなってきた人と話していて
人にそのままの自分をさらしているのがいい
素晴らしいよという会話をした
まさに、わが意を得たりと思った
人間は、なかなか素直になれないもの
弱くて、虚栄にとらわれる
ついつい、そのままの自分でなくて、もっとすぐれてるという
ふりをしたり、もっとなにかにつけて
いいポジションにいると人に見せたいものだ


親しくしているのなら、手になにももたずに
虚栄心などにとらわれずに、素直なところで
なにかを伝えたいものですね