古都つながり

私が生まれ育った街は、横浜の南側で
自転車でも鎌倉まで行ける場所だった


一番最初は修学旅行のあと
あとは、何度か京都などにいった後
同じ古都ということで、日をおかずに
鎌倉にでかけたのを思い出す


そうしたことを重ねていって、お寺で静かな時間を
味わうのが好きになっていったということがある
先月奈良にでかけて、東山魁夷の絵が収まってる
唐招提寺と、何度も行ってる鎌倉の妙本寺について
門をくぐったときの感じを比べたいと
このブログに書いた


鎌倉は、武士の町。だから厳しい感じがする
奈良は、貴族の作ったお寺があり、華やかだ
でも、静けさを求めた、気持ちは仏教のまわりで
共通なものがあるように思う


いま、時間はものすごく早くまわる
一日ということで、大きな事件がおきて
人が動き回る
新聞では、「世界」を相手にビジネスをする
それが「必要」と繰り返す


一方、世界を相手に商売すれば、一人の人の
感覚では、なかなか商売は完結しなくなる
組織で?チームで?いきましょうってなる
それはあたりまえかもしれないけど
そうはいっても、見えないことは多すぎる


お寺での静けさ
そのなかで今後展開するいろんなことを
思う
そうした時間をもっていることがとても貴重
めぐるましいだけの時間では
「磨り減ってしまうか」
いろんなことを考えて、「ぶれない自分」を
いつもさがしておこう