1年前くらいから
意識して、自分で作った料理を、社員に食べてもらったり
するようにしてる
言葉で伝えようとしても伝えきれないものが
胃袋を使ってなら少しは伝わるかななんて
そんな下心は、ほんとはないほうがいいのだけど
少し前、仲良くしていた、同業の社長が、長澤さんは料理が
好きなら、それを仕事にして、社員にやったらいいのに
といわれて、はじめてみた
やってみると楽しい
思い出すと、先代は家で人をもてなすのが好きだった
そんなことはずっと自分のなかに、共有してるって思いながら
いざ、自分で家庭があってとなると、家人の都合もあるしってなって
そんなに、頻繁に人を呼んだりは、できてなかった
昨日、最近入社した社員に私は料理が好きで
ぜひ一度自宅に呼びたいって話をしたら
「えー、料理できるってすごいですね」という反応
「いやいや、全然しろうとのなんでもありの、ごまかしだよ」
「いいえ、料理をして、人にだそうってところまでいってるってすごいです」
「いや、あなたのほうが、きっと細かいところみるとちゃんとやるんだよ」
「私のは命をつなぐためだけに、食材に火を通すくらいです」
なんてやりとりをした
でも、女性はやっぱり「料理」ってキーワードは反応が大きい
最近の男性がもてる要素は、料理ができたりすることなんて
聞いたことはあるけど
女性にとって、料理って感心のあることなんでしょうね
私が料理するようになったことのきっかけは
いくつかあるのだけど、まず母親が料理が好きだったこと
それから、母親は和食は作れるけど、洋食は苦手だったことかな
いまは味覚がもどり、和食に回帰してるところあるのだけど
若いときは、やっぱりパスタだとかスープとか洋食系が
食べたいという思いがあって
自分でやるようになったということがある
ただ、料理好きがずっと続いているのは
なんといっても、食いしん坊だからだろう
このまえ、中華街にて仲のいい人と小龍包を
いただいて、その美味しさに脱帽
そして、食べ方が目からうろこ
やっぱりプロに聴くものだなーって
思った
香山リカの本に、食べることって異物を
体にとりこむという見方からすると
とってもすごいことだし
医療、介護の観点からも口からものを食べることが
できるってものすごく大事という記述をみつけた
この感覚はずっと自分にあって、やっぱりいっしょに食事を
してその相手の様子がわかるというのがある
いいたべっぷりをしてる人は元気だし
いろんな意味でエネルギーがあるだろう
そうして、いい食べっぷりができるように
相手にちょっと工夫した料理を出してみたい
その楽しみはずっと思っている