自然の雄大さを感じたい

何度か、あーここまできてこの景色を見れて
よかったなーと、心から、すーっと思えたという
瞬間がある


ここ数年で思うのは、「山」
立山の弥陀ヶ原に宿をとり、確か吉阪さんという
ル・コルビジェの教えを受けたという人が
設計したところに泊まって
食事をしながら、夕陽をながめた
そのグラデーションの美しさは、言葉にならない
生きててよかった。そして大切な人と
この一瞬を迎えられるということがなんて
素敵なんだと思った


上高地をゆっくり歩いて、雪解け水が大地を潤すというのは
こんなに、気持ちいい場所を作るのかと、川のなかに
イワナをみつけながら、楽しんだ


八ヶ岳の赤岳に登頂できたというときに
視界がひらけて、「緑の回廊」と呼ばれる景色を
堪能できた。見えるのは、空と山とその山裾の緑
これだけなんだけど、いいけこれだけのことで
気持ちが、心が満たされていくのを感じた


涸沢のななかまど、三頭山の枯葉
八方尾根の雪景色
どれも思い出すと、なんていい時間を過ごせたのかなと
感じる
山を歩いていて、そうした素敵な時間をすごせたという
人に会って、その笑顔に接すると
いっしょにスポーツを味わったときに共通の
すがすがしい気持ちになる
一瞬で、いい
人間っていいな
自然に接したあとの人の笑顔ってなんて
いいんだろうとまた思う


山小屋の簡素な食事が、どんな豪勢なレストランより
いいと感じたり、片寄せあって寝る、窮屈さも
山ならまた楽しいと感じるのも
上のすがすがしさがあるから、感じれるもの
いわば、自然がくれた魔法の時間だから
でしょう


そろそろ、また山に登りたい
ぼーっとして、リフレッシュしたい