8883

日経平均株価は、8883円
高いとみるか、安いとみるか
アメリカのニューヨークダウは、1万2615ドル
ここと比べると、安いだろう
経済の流れ、波はあるといっても
確か、2000年になるかどうかというときに
1万ドルをはじめて超えるかという話を
していたと思う
あれから13年ほど、そこより基本的に高値で推移
一方、日経平均、バブル後の最安値が7000円台なのだから
底に近いことは確かではないか


年末年始と、いくつかの会社の担当と
景気の見方について、意見交換した
あたりまえなのかもしれないが
こうした話をするときに、本人の主観がはいる
そして、営業の立場、他社にいろいろ売っていこうという
立場の人は、強気。技術とか営業から仕事の指示を
うけたりして、どうすすめるかにその立場が重んじられる
人の味方は慎重。


そんなあたりまえのことを感じながら
4月以降の景気の見方はなかなか、見通しが難しい
私は?というと、強気である
震災で被災された方々には、ちょっといいにくい表現だけど
経済一辺倒の見方をしたという前提にて
震災の復興需要は、1年とかいったところの
経済を支えるのは、あきらかだと思う
おそらく問題は、一定の需要がでたところで
そのあとの、息の長いことにつながる何かを
見出し、実行していけるかということなのではないか


一番、日本経済に怖いのは空洞化にちがいない
空洞化しない、日本に産業が生まれていく
増えていくという状況をどうやって続けるのか
大きな、悩ましい問題だろう


しかしながら、いままでの経験からという視点と
いま起こってる変化という視点をあわせて
つとめて、明るい方向を見ていきたい


いままでの経験というと、前にも書いた
明治維新であり、日露戦争といった
近代以降の日本がたちあがったときの、奇跡が
はじまりとして、太平洋戦争後の復興
そして、オイルショック、バブルなどの
大きな波を乗り越えてきた、日本の日本人のすごさ


いま起こってる変化というのは、うまくいえないけど
新しい考え方、新しい、若い人材が日本に育ちつつあるという
実感だ
よく、若い人のたよりなさを嘆く話は多いけど
確かにそういう面がある一方、ものおじしない
やる気にみちた、若者らしさをもち、おそらく世界中の
どこよりも、情報をもって、どんどんやる若者も
増えてるのだ


そうした、人材をどう生かすのか
大きい、大きい命題があるといつも意識してる
景気を当社からよくしていく
そういう気概をもちたい