梅を見る

今年は梅が遅れているようだ
今日も本山にウォーキングにいくと
これからが盛りだろうという梅に出会った


先週末は三溪園に梅を見に行った
雨がぱらつくなかだったけど
その分、人も少なく梅を愛でることが
できた
三渓という方は、実業家にして
銀行の取締役を務め、海外事業や埋め立てなど
いわば、やるべきと感じた事業はどんどん
やった、成功者
そして、芸術を愛して、若いアーティストを
支援したという


そうした、生き方はとっても憧れる
事業も、芸術支援も、私という視点ではなく
公の視点があったという。自分が儲かるというより
例えば、横浜のためになるならという視点が
あったという


そのひとつは、三溪園を解放したということにも
あらわれているという
本牧という土地は、埋め立てなどがない前は
とても美しい、海辺だったという
ずいぶんまえに、モノクロの写真で本牧の高台と海を
みたことがあるが
どういったらいいだろう、例えば西伊豆とか、いいえ
もっともっと、なにもない、知床とかの海を
思い浮かべたらいいだろうか


見に行った梅は、実際今年はほんとに遅くて
1か月は遅れてると思っていいのではないか
梅の花は寒いうちに咲く。そのことが
とてもすがすがしい
そういう、生き方もしたいものだ
白い梅にまじって、緑の梅も咲く
三溪園の梅の多様さにまた、こころ弾む
庭園には、かなりのネコたちがいるのだけど
やはり寒そうにしていた
渡り鳥のカモの一種もずいぶん、体をかたくしていた


今年は鎌倉に梅を見に行く機会がなかったと
思っていたが、三溪園の梅は堪能できた
三渓の生き方に思いをよせながら
梅を見るのは、とてもよかった


今日はひさしぶりに朝から青空がひろがる
気持ちを明るくもって、今週もいい仕事がしたい