伝える力受け取る力

地頭力を鍛える」 by 細谷 功
この本に、「対人感性力」ということがでてくる

P.18〜

「場の空気が読める」という、理屈では説明のできない能力が
このタイプの人の有する特殊能力である。一般的に言って、人間関係で
もまれ、苦労している人にはこの能力の高い人が多い。ある意味合理性の
対極ともいえる能力であるが、ビジネスや日常生活を円滑に進めていくには
今昔を問わず必須の能力である。特に「人を動かす」にはこの対人感性力が
不可欠である。


このことを前にこのブログで
ふれている
http://d.hatena.ne.jp/tetsuya556/20120216/1329353910


昨日上記の日記でふれた、古いつきあいの仲のいい
親ぐらいの世代のかたと話す時間があった
まさに、言い方は違うけど、この対人感性力を、何人かの人に
身に着けてもらいたい。このことは世代がさがるごとにどんどん
低くなってるように思うと話した
このことは、私たちの親以上の世代は、「生活」することがとっても
大変な社会に育っているので、「協力しあう」ということが
なければ、生きて来れなかったということがある


もうひとつの言い方として、「複数で楽しく料理できる人」が
もってる、学びあう姿勢、教え教えられが自然と自由自在に
できるような間柄ということが、思い浮かぶ
だいたい料理しようということになれば、食材や調味料の
融通であるとか、買い物についての情報交換、お互いの得意不得意
そして、器用不器用について、ほがらかに許容して、また尊敬しあう
雰囲気とつながりがあることが思い浮かぶ


と、こう書いていて、これってなんてすごいことだろうと
あらためて思う。
「情報交換」
「自由自在な、双方向コミュニケーション」
「許容」
「尊敬しあう」
こういった要素って、「チーム作りには、不可欠」な
ことばかりではないか


こうした、複数で料理しあうといったことに必要な
要素、学び、自分をみつめる気持ち、相手を思う気持ちなどを
社員で育むことが、いかに重要かと感じる


「負うた子に教えられ」ということがしたいと
何度か書いた
このことも、↑のやりたいことにつながっている
立場を超えて、世代を超えて、できれば性別だって、ほどよく仲良く
していって、いいチームが作れること
こういった、「アンサンブル」なすごさ、楽しさがある
会社、生き方がとっても大事だし
私がしたいことだ