仕事は自分の背骨を作ることです

先週、来年の新入社員候補の面接がありました
表題は、会社説明会で私がいったことです


正確にいうと、クイズのように、仕事は自分の○○○を作ることです
というとしたら、○のところになにをいれますかと
聞いて、そのとき集まってくれた学生のかたに言ってもらいました
正解はないことです
いわば、自分で決めていくということでしょうね
私は「背骨」といれたのです


新入社員の候補の人が、なぜ背骨ですかと聞きました
私は、わが社の社員がプロジェクトではじめてふれる、開発言語であるとか
テスト手法、設計のノウハウなどを、なんとか自分で扱えるように
なったり、知ったことを糸口として、勉強をはじめたりする
そして次の機会には、前に得た知識、ノウハウを生かして
客の要望に近いものを作ったり、より品質をあげていくということを
する。こうしたことが、本来あるべき仕事のしかたのひとつだと
感じる
そうしたことで、いわば、自分の大切な軸をつくっていくという
意味で背骨といいました
もっと、言えばそうした、物事にあたるときの姿勢になるような
仕事の仕方がしたいものだと思っています


先週は研修にて、当社が今後どう歩んでいくのかということを
時間をかけて、話し合いました
実際のところ、当社に入社してから、一番力を込めてやっているのは
人材育成だと思っています。ゆえに人材をどのように
今後も育てようかとか、育てるために会社が準備するべきもの
という話題には、ある程度、いろいろ意見もアイディアも
でてくる


一方で、両輪といっていい、客をどうやってみつけて
客と取引深耕していくのかという点について、まだまだ
弱い。早くいうと、どうするべきかというアイディアとか
付随するノウハウなどについて、なかなか話していても
するするとはでてこないことを感じている


仕事が、自分の背骨を作っていくものなら
やっぱり、顧客という視点もいれつつ、背骨を太くしていかないと
バランスが悪いと感じてる


営業のやり方は、そのやる人の数だけあると思う
だけど、定番のやることということをはずさないように
したいと感じる
やり方はいろいろあっていい、だけど人がやって、いいものを
まねしてみるという柔軟さはあっていいし、持っていたいと
思う


生き方もそうかもしれない
人の生き方は、人の数だけあっていい
だけど、他人がいいなと思う生き方をしていたら
いいとこどり、いいなと思う部分をいただけて
自分でもやってみたらいいのではないか
生き方とまでいうと大上段すぎるかな
生きるための工夫、知恵の話しですね