他人事でなく自分事

いっとき、とても活発にやりとりしていた
システム会社の役員が、SEとしての大事なことは
「責任感」、この一点といっていいという話をしていた


このことは、いろんなことであてはまる
SEのところに、人間、もしくは、社会人といれかえても
いいときがあると感じる
仕事をするってことは、責任をもつということと
くっついてると感じる


ひとりでできることは限られてる
だから、チームで仕事をする。ところがSEのなかには
チームで仕事をすることが、どうもうまくいかないという
人がいることを思う
技術者って、一般の人より優れたところがあるから技術者と
いえるといっていい
であれば、一般の人なら気づけないことに気付いて
一般の人なら、そこまではしない、謙虚さ、チームビルディングについて
注力する部分があってこそ、いい仕事ができるといっていいのでは
ないか


残念ながら、技術者として、知識やノウハウがついてくると
本当はもつべき、謙虚さであるとか、チームビルディングについて
自ら積極的な協力姿勢ということにもっと力を注ぐべきなのに
そうしたことは、まわりがやって、自分はまわりの気遣いのもと
あぐらをかいていていい、という態度をとる人がいる


人間、立場が考えとか行動を決める
そうしたときに、自分しかしらない、情報、ノウハウをにぎったりすると
どうも、天狗になってしまうことが多い
いいえ、正確に言おう。自分しかもってないと思える情報、ノウハウを
持っていて、それがなにか絶対的と勘違いしてるときといっていい
ひとりの人間がもてる、情報は一定のものまでだ
だから、絶対的ということは極めて少ない
いいえ、限られたという条件がつけば、そこそこ有効なということは
ある。ところが、それに「あぐらをかいていい」というほど
なにか特別なことは、まあほとんどないといっていいのではないか


それから、生きるということを思うときに
他人とうまく交渉できたほうがいろいろ楽だ
そういう観点からも、チームビルディングに必要な
まわりとうまくやるといういろいろなことは、大事にした
ほうがいい


責任感。
このことって、すごく大事だ
そして、もっと具体的な行動としては
他人事にしないで、自分事として、対処するという
ことだ
人の話を聞くということも、あたかも自分に起こってることの
ように人の話を聞けたら、素晴らしい
チームにおいて、与えられた自分の仕事
あたりまえだけど、自分の責任範囲として、真正面から
取り組んでほしいし、もっといえば、自分の全存在をかけて
といったらいいか、どうしていくかやっていってほしい


この全存在をかけて、というのは、「プロ」であるなら
求められるところと感じる
いまオリンピックにて、選手の活躍に感動したりするけど
その感動は、結果に感動というより、その選手が全存在を
かけて努力してきたということに感動したい
プロであるなら、やってほしい