おいしい料理

今年の8月はラッキーなことに
おいしいなという外食をする機会が2回ほどあった


懐食 みちば
http://www.kaishoku-michiba.jp/oshirase/index.html


銀座で、たいへん有名な道場六三郎氏の店
このかた、美味しんぼにもでてくるし、なかなか気になる
存在だったのだけど、ちょっと敬遠していた
というのは、有名になった人の店で、がっかりということも
何度かあったし、テレビのたぐいにでてくる人は
どうも料理のほうに身がはいってないのでは、という偏見を
もっていた


ところが、食べてみて感じたのは
おいしいし、「華がある」というのか見せる演出も
ちょうどよく、とても楽しめた


バランスが悪く、なにか調味料とかが
前にでてしまっている料理が多い中、きちっと
素材のおいしさをだしてる
おそらく、日本料理のすごいことのひとつは
素材のよさをだすことに、心をくだくことなんだと
思う。そのことを正面から感じさせてくれる


もう一回は、益子のペンションで、くつろいだ雰囲気と
益子焼のうつわでいただく、料理がとても気に入った


ペンション しいの木
http://www.p-cnoki.com/


お惣菜なのだけど、その味も量もだしかたも
心憎いほど、気が利いてる
ゆば、野菜、山芋をつかった揚げ出し
軽いのに、しっかり味はあって、とまらない
ワインがすすむ


前から、泊まった宿などにちょいっと不満をもつことが
多かった。あったかいものをあたたかく、冷たいものは
冷たくというのは基本なのだけど、それがあっても
なにか、料理が必要以上にいじられていて、食べていて
もとの素材の味は?と思ったり、使ってる油がよくなくて
くどい感じがしたり
そうした、いままで感じた不満はどこにも見あたらない
すごいなという感じ


こうした、食事ができると、また行きたいなと思う
世の中には、まだまだ、予想を超える品質で
楽しませてくれるレストランや宿があるなと思うと
わくわくする