研修後

研修で、ワークショップという技法を用いてる
そのやり方は功を奏して、たくさんいい話がでた
キーワードもそろった
そうした、いい時間があって、思うのは
「実行可能性」である


社員どうし、いい刺激をしあうというような話がでている
そのとき、相手がなにを要求してるのか、どうしたい
どういう方向に進んでいきたいか、微妙なところを繊細に
注意深く受け取ることがとっても大事である
だけど、参加したメンバーひとりひとり、「サシ」で
人間対人間で向き合うことを、どれだけトレーニングを
摘んでますか?
ここに「実行可能性」が頭に浮かぶ


「べき論」ということがある。英語だとshouldismということに
なろうか。あることが正論だからやろうということで
話をきってしまうと、正論なのはわかるけど
はたして、できるのか。ものごとが進むのかということが
非常に気になる。実現できるための条件がととのっているのかを
検証し、場合によって課題や問題を取り除くということに
力をださないと、なんにもならないからだ


そのことをとても気にしてますが
ただ、そうだからといって、研修した意味がないとか
いうつもりはないのです
話し合って、気付いたことについて、意見をだしてみるところから
始まるのですから
そうなんです、実行可能性が気になるということは
そのでてきた、コンテンツがいいから、に他ならないですね


ひとつ、中心となった話題として
関心とコミットメントをもってもらうために
相手に仕事をしてもらう、いっしょに巻き込んでいく
ということがありました
とっても大事なことで、これこそ、「経営」ということの
大きな柱といっていい、行動だと思うのです
だから、少し話し合いの時間をもったということで
わかった!とか、もうできる!とかはちょいと
浅はかなのかなと感じます


研修のなかで、「関心とコミットメント」をもってもらうという
ことの例に、この言葉のネタ本である、「ひとりで抱え込まない仕事術」
by リチャード・アクセルロッドのなかで
「結婚」をあげています
知ってるとおり、結婚こそ相手に関心とコミットメントを
もってもらわないければうまくいかない、「事業」ですね
でも結婚もそうのように、短い時間や少ない工数では
なかなか、太い、ゆるぎない、絆は生まれてこないものです


実行して、うまくいったところ、うまくいかなかったことを
検証して、さらにもっとうまくいくようにすすめてみる
エネルギーはいっぱいいるかもしれない
長い道のりです


でも、やりがいは本当に大きい
そう思います
信じる道を進んでいこう