後継者

私がわが社に入社するときに
先代社長から、あなたは後継者ですと
はっきり指名されたことはない。


昨日、いま私が考える後継者の候補のひとりと話をした
先代社長が、病気で倒れられたときの自分の心境を
語ってみた


社長をやるということ
仕事をやるということ
おそらく、自分で決めて、動き出すということが
原点にあると考える


ステマーズの最終責任者として、社長をやるということは
どういうことなのか
そのことを、感じるためのヒントは、仕事をするということが
自分が決めて、判断してやるということだ


今年は、先代が亡くなったこともあり、このブログを
書くときに何度も、何度も先代と自分との会話とか
あのときの先代の表情、言葉、背中を思い出して
時間を過ごす
昨日は大事な社員と話していて、同じように先代と話したことを
思い出しながら、自分の経験を語った


先週のこのブログのタイトルに、自分の成功談でなく
失敗談を話すというタイトルがある。昨日はあえてそうしてみた
自分がやって失敗したことを、できるだけ素直に話してみた
仕事を続けていくということに、自分がどうかかわっていくか
常に考える。そして「成果」をひとつの目的として
考えることが多いのだけど、おそらく成果はその名前のとおり
果実であり、根っこだったり幹だったり葉っぱだったという
ベーシックなところの考えは、もっと深めなければ
見えてこない


先々週に、取引のある会社の社長就任パーティがあった
新社長は笑顔だった。思うに人からみて、いっしょに仕事したいなと
思われるリーダーは素晴らしい。だから彼の姿に拍手を送りたい
笑顔をからはじめようといってるように見える


わが社は、人を幸せにするシステムを作る会社だ
やっぱり笑顔があり、充実感あり、技術者が作る喜び
知る喜び、伝える喜びを感じる空間、となることを思う
そうなれば、こわいものなんてないさ!