父性と母性

いま、当社は社員評価の真っ最中です
人が人を評価するって、どうよって声もありますが
会社において、社員がもっとやる気をだしていくとか
会社のなかで、公平に扱っていくということを
思うとき、社員の評価ということは
とても大切な仕事となります


実際中小企業で、社員評価を時間をかけてできてる
という例は少ないのではないかと思います
わが社では、一定のところやってます
もしかしたら、まだまだ足りないということかもしれません
まえに、このときのタイミングみたいに、社員評価を
どうしたら、深くまた次につながることを踏まえてできるのか
ということを考えていて、仲のいい大企業で管理職を
してる友達に聞いてみました


そのなかで、やはり評価のことを正面から取り組んでいるのだな
と感じた人は、ブランドもある、また内容としていいなと
思う仕事をしてる会社にいる人だった
ぜひキャッチアップしたいなと思いました


今日実際社員の評価を文章で書いてるときに
若手の育成ということのなかで、父性と母性という
キーワードをだして、思いをめぐらせていました
前にこのブログでふれた、父性と母性


http://d.hatena.ne.jp/tetsuya556/20110829/1314568916


とっても大事なことなのですが
あわせてもつということは、普通の人は特に同時には
難しいでしょう
しかしながら、ある人の成長ということを思うとき
父性の方向だけでも、母性の方向だけでも、やはり偏る
ということはあると思っています


人の成長を助けたいという思いがあります
じゃあ、不完全な自分はなにができるのか?
少なくとも、ある特定の人が一定のところやると偏るという
ことは知っておかなくてはいけない。
そして、人間は、いい条件がそろっていけば、育つ、たちあがって
いけるということを信じること。これが最大のポイントかな
と思います
これも河合隼雄先生の本の受け売りですが
植物の種が、十分な太陽の光と土や水を与えられれば
芽をだして、育っていくように、その人が成長できるような
条件を整えて、じっと待つということになるのでしょう


企業が生き残るのには、厳しい競争を勝って行かなければ
なりません
でも、人材のことを思うとき、厳しさだけを前面にだしていても
やはり、リーダたるもの、ついていく人はいないかもしれない


一方で、人を育てるとか、一定の人へのアプローチとして
相手を許すとか、受け入れるという感覚は大事なのですが
そこから、どうやって、ひとり立ちし、厳しい環境を生き抜いていく
力をつけるところまで、やってもらうのか?


なんて、やりがいのあることでしょう
人材育成ほど、やりがいのある仕事はなかなか少ないかもしれないですね