器の楽しみ

先週末は、なかなか会えない親戚の方と
話す機会があって、最近器が好きですと
益子とか、島根、鳥取信楽なんてでかけてみました
という話をしました


具体的なところで、ビールを飲むのにということで
器の話をした方は、なぜか、ビールを飲むのにある
ジョッキで飲むと、おいしい。とても不思議ということを
言うので、あ、それ内側とかざらざらのやつですよねと
話にはいっていた
「焼き締め」と呼ばれる、備前焼のようなといったら
いいのでしょうか、つるつるになる釉薬をかけずに
窯のなかでの、灰とかにまかぜて、焼く器
この器がビールの泡をだすのを、手伝うというか
泡がいい感じになるのは、割と知られたところです


というか、実は今年の夏に、気にいった窯、森山窯で
いいなと思う、焼き締めのビアジョッキを買って
それで、ビールをいただくと、おいしいからなんです


昨日はおからの炒め煮を作りました
ごぼう、にんじん、ねぎとイカの足を
きざんで炒めます。そこにおからをいれて
だし、さとう、かえし(しょうゆ、酒、みりんを
まぜてねかせたもの)で味付けします


この庶民的なお惣菜も、器にちょいと高く盛り付けると
ちょっといい感じのおかずになります
昨日は粉引の器に盛ってみました


また昨日は魚屋にて、ぶりのかまが売っていたので
シンプルに塩だけで焼くことにしました
載せたのは、四角い大皿。どかんと迫力がでます


料理をするときに、どんなふうに盛り付けようかとか
イメージしながらやるというのもとても
楽しいことです
そして、先日来、実施してること。それは
やはりちょいと高いなと思う、器も積極的に
使ってみるということです
器を使うことで、自分の世界がひろがると感じだしました


そんな器の楽しみを知って、器好きな人と
どんな楽しみをしてますかなんて、情報交換するのは
楽しいことです
料理好きな人が、器好きになるのって、うなづけます
凝った料理が必ずしも、自分にも食べる人にも
満足感が高いとは限らないもの
でも、盛り付け方は、やっぱり満足感とか
目で楽しむことには、大きくかかわりますね
これからも、楽しめそうです