野沢温泉に帰る

雪景色がなぜか懐かしいという話を
4年前のブログに書いている
そのときのブログは、野沢温泉に向かってるときの
ブログで、思い出すと、野沢温泉に来るのは
5年ぶりなんだと気が付く


雪っていうのは、静かにふりつもり、すべてを白いなかに
閉じ込める。おそらく、数十年前までの人々はひっそりと
保存食を作り冬を越す術をいっぱいやって
冬を乗り越えていたと思う
いまは、物流網は発達し、各々の家にはもちろん冷蔵庫もあり
都会とほとんど変わらぬ生活ができるのだから、まえとは
違うのだけど、それでも、おそらく雪のなかで冬を過ごした
その生き方というか、暮らしぶりが、雪国の人には
どこか残っているのではないかと、感じたりする


野沢温泉は、スキーがはじまって101年だという
雪のなかでも、たのしく体を鍛えることのできる運動はないかと
中学校の先生が、苦心してそのとき日本にきていた、レルヒさんから
新潟でスキーを習ったことがはじまりだという
いろんなスポーツがそうのように、100年、150年という歴史の
なかでやってるということがある
野沢温泉は、おそらく日本で有数の人気のあるスキー場で
毎年スキー客でにぎわってるわけだが、おそらくそれはずいぶん
最近のことといってもいいのかもしれない
リフトの第一号は1950年にできたという


日本の良さを、感じようとこのブログに何度か書いてる
去年の夏は山陰にて、いまは長野県にて、やはり
日本って素晴らしいと感じる
それは、自然があり、四季があり、その土地の自然や季節を
活かした、暮らしがあるからだろう
都会は便利だ。その分季節も自然も忘れて、ないものとして
生きるようにできてしまってるということが
ありそうだ


人間はどうしたら、いきいきと暮らせるのかと
何度も思ってる。そうした答えのひとつが、自然を感じて、季節を
感じていきることであるなら、そのヒントを
毎日のなかで、活かしていきたい
例えば、食事をすること
ちょっとの間でいい、空をながめてみること
空気を感じてみること、スポーツをして、自分の体と
会話してみること
そんなことを忘れずにいられたら、なんて素晴らしいのでしょう


日本の地方に来てみて、やっぱり東京周辺っていうのは
特別なところで、そこがあたりまえという考えがしみついて
しまうのは、なんていうか「偏り」ができてしまうように
思い出した
そうならば、その偏りをもどすようなことって
なんらかしていたい
日本に暮して、日本人らしく、日本の良さをしり
ここに住んで、生きてよかったと思いながら、生きていきたい