報告って大事

プロジェクトにおいて、どんな登場人物がいて、どんな役割を持ち
自分の立つ位置が正確に理解できてる
このことはプロジェクトで活躍するための必要条件だ
そして大事なのは、報告しておくこと
登場人物の役割、自分の立つ位置を上司に報告しておくということは
とても大事だ


例えば、プロジェクト内に起こることでよくある、スケジュール遅れという問題点
この問題点のもとの原因である問題はなにか知りたいとする
さきほどの登場人物のふるまいはどうか、状態はどうかと、その役割を
持った人がイキイキ、アリアリと報告される側につたわっていくと
報告がとてもわかりやすいし、まさに生きた報告になる
これをするには、自分と当該の登場人物が、いいつながりをもってることが
必要となる。いいつながりを持つということ、このことが、「下地作り」と
いっていい


社内の打ち合わせのなかで、上司Aさんから、部下のBさんに、「相手にものごとを
伝える工夫」といったことが大事という含みをもった、「指導」をしていく
という話題になったときに、上記に書いたような、下地作りにフォーカスした
説明があって、いいなと思った


いまAさんBさんは、タッグを組んで研修の準備をしていて、その研修を
成功させるという工夫のなかに、相手に伝えるということがいかに
大変か、だからどういう準備がいるか、留意点は何かと、話しがいろいろ
でるのだろうと推察する


ときどき、聞く話で、会議がうまくいくように「根回しする」ということがある
会議である決定をするために、事前にキーパーソンに話をとおしておくこと
などにあたる。このことを最初に聞いたときに「じゃあ、なんのための会議か」と
疑問に思った。根回しというとなにか腹黒いオトナがやってることのようで
ちょっといやらしい。
でも、待てよと思う
この根回しも、↑の下地作りという位置づけもできるのかと
気が付く


数か月まえに、「内容よりつながり」というタイトルでブログを書いた


http://d.hatena.ne.jp/tetsuya556/20120531/1338414796


話が伝わるように、つながりを作るということはとっても
大事だ。打ち合わせのなかで、Aさんは下地作りをすることが必要ということに
気が付いた
そうした、自分で気付いていくという瞬間を大事にしたいと思う
また、見守る立場として、その大事な瞬間を迎えてる本人の様子を
しっかりとらえていきたいと思う


人間が変わるということは
自分で気付くということからはじまると思ってる
ときに、素晴らしい変化、成長があることを、私は知ってる
それがあるから、人の指導って、素晴らしい