スラスラできるとき

今日のブログに何を書こうかと思いをめぐらせたとき
ブログを書くというとき、スラスラ書けるときとそうでないときが
あるのはなぜだろうと、思う


1か月ほどまえ、社内で研修のことを打ち合わせしてるときに
ある社員が、とてもスラスラと構想をはなしだして、いいな、すごいなと
思う場面があった。どうしてこんなに具体的な話が、すいすいできるのだろうと


昨日のテニス全豪オープン女子決勝
アザレンコとシャラポワの試合、終わってみればアザレンコの圧勝と見えるスコア
しかしながら、おそらく勝負をわけたのは、第一セットのある一球だ
その一球をアザレンコがアグレッシブに決めたそのとき、勝負がついたのだろう
アザレンコは、ゾーンにはいったのだ
そうなると、すべてがうまくいく
スコアの差ほど、二人の差はないように見えるのだ
ところが、途中から手が付けられないような、火事場の馬鹿力的な
強さがそなわることがある


ときどき、打ち合わせをしていて、決して準備して考えてしゃべるのではなく
いい考えがすらすらとでてくるときが、自分でもある
それは?と思う
でもおそらく、神様がそうさせてくれたなどということはなくて
どこかで、考えたことがうまく一瞬にして頭のなかで整理されて
でてきたということが、あたってるところなのではと思う


上に書いた研修の打ち合わせで、いきなり具体的なプランを
すらすら話した社員も、そのとき神の啓示があったように頭にはいって
きたなどということはなくて、なんらか人への指導、プログラムの
指導法、自分の経験などを、組み合わせてはシュミレーション的に
考えたりしていたことがあって、ヒントとして、研修をどうやるか
ということを思ったときに、その組み合わせがパチっとでて
話してみたということのように思う



メルボルンの昨日の試合のアザレンコも、ゾーンにはいったということは
一度も打てたことのないショットがでてくるという意味ではおそらくないのだ
いままでの練習で一番いい状態、いいボールのショットが連発するという
ことだろう。テニスでボールを打つとき、自己採点にしても、100点だなとか
100点に近いというショットは例えば2時間の練習で何回でるだろう
プロであれば、その確率は、しろうとの私の5倍くらいあるかもしれないが
ゾーンにはいったときは10倍になるのでしょう
そういう強さだろう


生きていれば、失敗もすれば、うまくいかないことは
たくさんでてくる
しかしながら、失敗しても大きく落ち込むことなく
一定のパフォーマンスができることが大事なことを、テニスの
試合は教えてくれる
そして、自分のいい状態を知っていること
そうして、いい状態に近づくことをしようとしてること
大事だな