顧客が知ってる事実

昨年、当社Webサイトに仕事の事例をのせるために
ここ何年か親しくしてるお客様のところにインタビューに
出かけた


「当社の納品した仕事について、忌憚のないご意見、ご要望をお聞きしたい」


当社は創業以来、一貫処理ということを大切な仕事のやりかたとして
掲げてきた。
実際のところ、かかわってる仕事について、一貫処理を行ってる割合は100%なのか
というと、そうではない。
現状、「食ってくのが先」ということがあって、まず、確実に売り上げがあがることを
優先する場合があることが、ひとつめの理由。
ふたつめの理由は社員を育成することを、優先して仕事を選ぶことがあるということ
みっつめは、いろんなチャレンジをできる状態で、今後を模索してるから、という
ことがいえると思う


でも考えのなかに、一貫処理をするということが大切だということを
ずっと忘れずに持ってる
故に、実際調査/分析ということはなかなか、タッチできないが、要件定義
⇒基本設計⇒詳細設計⇒製造⇒単体テスト結合テスト⇒総合テスト
という一連の工程については、ある程度長期で取り組む仕事の中で
ひとつひとつの工程を大事にし、隣り合う工程への影響を感じながら
すすめる。こういった仕事に取り組むうえでの「あるべき姿」を
忘れずにすすめるということを大事にしてる


さて、冒頭のお客様が以下のように話してくれた


「要件定義において、実際コンピュータを動かす人がどんな様子で
仕事をするか、ありありとわかるビジュアルなドキュメントを
作ってくれた。そのなかで、不安や不合理、無駄をなくしていくということ
いっしょにできたこと、そのことを大変評価してますよ」


実際のところ、ヒューマンインターフェイスについてどうやるかということ
このことはかなり重要なポイントだと思う。それには、お客様が業務を
改善するのに、どうコンピュータを使うか、知恵をしぼってもらうのが
とても大切。それと同時に我々システムを作る側もどう、お客様の業務を
システムでうまくワークさせるか知恵をしぼる。これらがあいまって
最適な解答がでてくると感じる


実際インタビューしてみて、当社のSEの気付きとか、取組姿勢に
改めて私もいいなと思うところがあった。その日はうれしくて
にこにこしながら過ごした


毎日仕事していて、あたりまえのなかに埋没し、ときに自分の仕事
自社の姿を、見失ってるときってあるのかもしれないとそのとき思った
人のことでいえば、親しくしてる友人が言ったひとことが、見失いかけていた
なにかを気付かせ、ああと振り向くことがあるように思う
おそらく、会社は上記のようにお客様が、教えてくれることって
あるのだと感じるのだ
そして、そのことがあってこそ、会社は発展すると感じる


当社は今年40周年を迎えます。今日書いたお客様には、ぜひ
ビデオレターとかで、記念になるように映像をとっておきたいと
感じた