コミュニケーション

河合隼雄の「カウンセリングを語る」より


もう何百年も前の植物の種が、ひょんなことから見つかって
何百年も眠り続けていたのだけど、土と水と太陽があれば
目をだして育っていくということ見たことがある


人間はやはり環境が整えば育つ。植物にとっての土と水と太陽、
人間には?と思う
例えば赤ん坊や幼児には、親の愛情かもしれない。その後育つに
つれて、知的な刺激であるとか、肉体を鍛えることであるとか
思うところはたくさんある
コミュニケーション能力も、育てることが大事と思い至る


自分の考え、明文化なかなかしづらい思いを伝える、伝えようとするという
ことがとっても大事なことだと思ってる
会議などで「攻撃」されないという安心感がある中で、自由に自分の意見を言って
またいっしょにいる人かあら思いや意見をいってもらって、考えてまた伝える
なんてことをぜひやってほしいと思う


伝えることの大切さ、伝わることの素晴らしさを知るということは
大変大事なことだ。ときにぶつかることもあると思う。
ぶつかることを恐れないでほしい


本質的な意見のぶつかりあいであれば、優先順位がお互いちがう
のであろうから、可能な限り客観視できそうな事実を列挙して
メリット、デメリットを全部見える化していく


本質的でないこと。例えばメンツ。
誰かの、あるいは自分のメンツを守るためにがんばる
一度いったことを取り消せないなんて、単純なこともある
あるいは、一度決裂してしまって、感情的になってしまうと
頭では、なにもたいしたことがないとわかっていても
感情がゆるさない。これもメンツといっていいかもしれない
もうひとつ、よくあるのが「聞いてない」という状態
可能なら本質的でない、邪魔者は、とっぱらって話したほうが
あたりまえだが、建設的になる


コミュニケーションをレベルアップすること
話を深めること
話を広げること
だんだん、うまくなりたいとずっと思ってる