若いということ

気持ちはいつも若々しくいたいと思う
このことは、きっとあと10年たっても20年たっても
かわらないだろう
むしろ、そういう気持ちが強くなるのかもしれない
しかしながら、若いときにもどりたいということは
なにか、変だろうと思ってる


確かに、たとえば肌がきれいだとか、肉体の一部分について
若さの良さを認めないわけではない。しかしながら
いまの自分のいろんなことを失ってまで、若いときに
もどるなんて、ばかげてるし、まっぴらでしょう


昨日新宿の街をあるいていて、「思い出横丁」なる
路地をみたときに、ずっとまえから、いまでも
酒場のカウンターで、かっこよくお酒が飲みたいと
思う。そんな連想をする、思い出横丁だ
何年かまえ、新宿でなく渋谷で、まさに渋谷版思い出横丁
といっていい、宮益坂のつけねのあたりで、飲んだことを
思い出す。年配のママの気持ちがいきわたった、小さな
隠れ家みたいな店で、しばし息をついた


若いときに、お酒が上手に飲めたらいいな
きっと「大人」ってお酒を上手に飲むのだろうなと
想像していた。大人になってみて、お酒を上手に
飲めることももちろんあるのだけど、お酒を飲んだら
必ず上手に飲んでるか?というとそうでもないなと
反省する


お酒は、いろんな意味で潤滑油にもなり、百薬の長であり
活力のもとだと思ってるので、いいものと認識してるが
ときにやっぱり、つきあいからがうまくなくて
酔えなかったり、酔いすぎたり、やったりしているのです


まだ21か22のころ、酒で失敗して、「若いときの
酒の失敗はあるものだ」などとしかられたことをよく思い出す
実はこれ、いい大人になっても、酒の失敗はあるんじゃないかなんて
思う。もちろん、失敗はしないほうがいいし、失うものが
あるのだから、いろいろ気を付けることはするのですが
思い出すと、ちょっとした、ぼたんの掛け違え的な
まちがいはよくしてしまうのですよ
大失敗は減ったけどね


こころのところ、なにか例えば若い社員と話すときに
自分の成功談でなく、自分の失敗談を話したほうがいいかなと
感じ始めてる。そうした本を読んだということもあるし
自分でよくいってる、for the teamのところで
「自分をさらけだすことが大事」ということにも
つながるからだ


ときにリラックスして、自分の失敗した話などしてみるのは
いいことなんですよ
そうしてみないか?