べき論は危うい

仕事をしていくということで
気をつけなくていけないことがいくつかある
特に、チームで仕事しようというとき
指示する側と指示される側のいろんな状態、能力、もとにもってる
原点はなにか、などポイントがある


仕事をするということは、目的があり、その目的を
達成するために、こうするべきだと考えるのはシンプルだ
だから、べき論をすべてダメといってるつもりはない
けれど、べき論をクローズアップして、その点ばかりを
金科玉条にすすめるとなると、たぶんうまくいかないように思う


ひとつは、実行可能性、実現可能性ということになると思う
ここのところの見極めは、とても難しい
一度でやれといったら、ほんとうにあやうくなっていく
だから、ちょっとずつとか、リハーサルしながらということを
誰もがやる
何が、人の心を動かすもとになってるのか、常に考える事も大事だ


昨日、社内の打ち合わせにおいて、あるスケジュールをきめるときに
実際のところ、状態を俯瞰するということが、おそらくぼやけていたので
話がこんがらかるように思う。
やるべきことというのは、一定のレクチャーをして、指導される側に
知識を教えていくということで、それはやるべきこととして
みんな認識してる
一方、それをやるための、スケジュールは、最初提起されたところで
そこそこ、しんどいことは予想された。


そのしんどい、スケジュールをどうやって、きりぬけていくかということに
知恵をしぼらなくてはならない。そうしたとき
やみくもに、力づくでやるというのは、やっぱり反感も買う
そこで!と思うのは、やはりできるだけ、知恵をつのり、参加者に
関心とコミットメントをもってもらって、切り抜けていくということに
なろうか


いいチームを作るということが大事という話を何度もしてる
いいチームとは?と問われて
それは、信頼関係が、チーム内、そして外のステークホルダーとも
厚いことと答える
また、それはべき論だという声が聞こえてきそうなので
付け加える
だから、まずせめてタイムリーエラー的な、信頼を失墜させることは
起こさないということ、それをやれるようになろうか?


人を本気にさせるのは、こちら側の本気だ
そのことを、身をもって知ってほしい