誰に声をかけるか

ひとりで抱え込まない仕事術 by リチャード・アクセルロッド他
によると、いっしょに仕事をしようというとき
誰に声をかけるかについて、以下のとおりだという


1.自ら関わりたいと思ってるひとたち
2.その仕事に権限と責任を持つ人たち
3.情報と専門知識を持つ人たち
4.直接影響を受ける人たち
5.違う視点を持つ人たち
6.トラブルメーカーと呼ばれる人たち


ここで、うーんとうなるのが、5,6の人なんじゃないか
確かに、一定のところ多くの組織において
5,6の人を巻き込んでおくということは、仕事によっては
やるべき、またやったほうがいいということは
感じたことがある


だいたい、仕事をする目的ということが、やっぱり一番意識すべき
ことになる。会社であれば、収益をあげるということが
最終目的のひとつにはちがいない。ただ、それと同じくらい
そこにいるメンバーが幸せにならなてくてはならない


収益をあげて、経済的に豊かさを感じる。そこのことが
幸せになることだよと思う人が多い。しかしながら、と思う
ことがある。収益をあげることと、人が幸せになることは
相反することもある


会社である以上、いろんなことを「決める」ことが必要になる
この決めるということが、ああ、なるほどとならなくては、やっぱり
いやなのではないか
わが社は40周年を迎えるわけだけど、ずっと気にしてきたことは
会社に所属するということとは、どういうことなのか
先代からもらったものは、まさに家族がこうだというように
接しようということになるかと思う。
それはある面素晴らしいけど、ある面はあぶなっかしい


素晴らしい面。
あたたかさを感じること。育つことができると思えること
安心すること。


あぶなっかしい面
組織として動くことを忘れてしまいがちなこと
意思決定について、うまくいかないことがあること


組織として動くということ。まさに「ビジネスライク」という言葉
があるように、その仕事やるのかやらないのかは、冷静に
会社にとっていいのかどうかを分析して判断をしなくては
ならない。
また、公平という視点にたって、組織が組織たる、権限であり
責任をはたしていかなければならない


家族は、ある意味、育てるということに重点をおいて、権限とか
責任というより、許容、受容といったところを重視していく
そこには、公平ということが見えにくくなるかもしれない


まさにわが社は40周年をむかえて、組織としてひとつ
脱皮しなてくはならなくなってると感じてる