心意気

先週、わが社で月一度開いている会議があって
そのなかで、新入社員研修について、来年なにをやるのか
という話し合いをした。実はこの話し合い、若手だけの
グループ、ベテランはベテランのグループということで
少人数でやったので、若手のやりとりは、実際には聞いてない
でも、近くで輪になって話してるのを、なんとなく感じていて
みんな、「思い」があってやってるなーと感じた


若い人を育てようということ、とっても大事なことだ
高校や大学のクラブで、先輩が後輩を教えるということは
とっても大事なことだということを、学んだ
先輩は後輩に知識を教えるだけでなく、やはり文化を伝える
ということが大事なのだと思う。文化って何?となると
この定義は少しややこしいけど、あえて簡略化して
いえば、生きるための知恵かな?


クラブっていう、学生のときのいわば趣味に似た世界な
わけだから、いい加減にやろうと思えばそりゃ、いい加減になる
でも所属した、クラブは、例えば他大学を巻き込んで、かなりの人数の
イベント(大きいのは数千人、いいえ一万人を超えるのもあるでしょう)
をやったり、宿泊のこともあったりとか、いい加減では
やりきれないものを含んでいた
そうした、クラブで一定の存在感をもって、所属していくには
やはり、生き方といっていい、自分の出しかたなどが、考えさせられる
こともあった。そんなことを、いっぱい先輩や後輩と
話してみたりした。


ずっと思ってるのは、自分の後輩を教えたり、またここに書いてるように
後輩からも教えられたりやりながら、いい関係を作っていきたいと
思うことだ。いい先輩になるのは、いい後輩になるのの数倍は
難しい。そのとおりだと思う。リードするのは先輩だし・・・


先週の会議では、冒頭に書いた話し合いはそんなに、たくさんの
時間をとれたわけではないので、いわばスタートにたったと
いっていい。新入社員研修をどうしたらいいかということは
次、社員を集めて行う宿泊研修にひきついで、話し合いを深めていく
このスタートでということで、様子をみていて思ったのは
上に私がずっと思ってるような、後輩を育てようという、心意気が
あるなということ。とてもうれしいことだ


心意気をもつことが、なんといっても大きいことなのだけど
その心意気がうまく生きるように、自分の能力であり、生き方、考え方を
鍛えないと、うまくいかないだろう。そのことに自ら気づいて
自分がいまなにをすべきか、真剣に考えてほしい



若いときっていうのは、本当に貴重な時間だと思う
先日結構親しい取引先の部長さんと話していて、いい管理職になる人は
たくさんの人から影響をうけて育った人がなるという話を聞きました
なるほどと思いましたということを言っておられた
いい管理職、つまり下位者を育てることがうまい管理職といっていいでしょう
人は、たくさんの人に教えられることが、きっといろんな刺激をうけて
人間の可能性をいっぱいひきだすということを、やれてきているので
その自分の経験を、後輩にも教えたいという気持ちが強くなるんでしょうね
そんなふうに思うと、会議で後輩の育て方を話していて
盛り上がるというのは、本当にいいことだなと、またうれしくなります


わが社は、来月42期を迎えます。だんだん、素晴らしい期にできそうな
期待が高まってきました