テニス

昨日、錦織圭の試合をテレビでみる
錦織圭、世界ランキングでもうすぐトップ10もめざそうか
という日本の期待の選手だ
今年は、4大大会で、何度も優勝してるフェデラーを破るという
こともやった
今年は、全豪と、全仏で4回戦までいってる


昨日は、全仏大会の3回戦で地元選手との戦いという
場面にて、かなりいい感じの試合をみることができた(録画)
テニスプレイは、正確さとパワフルなことと、両方を求められる
まえにこのブログにて、攻撃的なプレイが全面にでていた
錦織が、守備に軸足を移して、ここぞというチャンスがくるまで
がまんのテニスで勝ちあがってきたという、記述をした
これも、テレビでの特集番組でインプットした情報。


テニスがいいなと思ったのは、確か1995年あたりの
全英大会にて、そのころ女王とよばれた、シュテフィン・グラフが
決勝で、たしか米国のダベンポートというパワフルな人だったと
思う、正確なショットにて、優勝を勝ち取るという場面にて
だったと思い出す


グラフのすごさは、もちろんパワフルなショットもあるのだろうけど
相手のショットをリターンで、相手の足元にかえしていく正確さ
またライン際にどんどん、ボールを集める、正確さがあって
すごかった


昨日みた、錦織圭のテニスは、まずストロークの正確さとフットワークの
良さということになると思う。ストロークがとてもリズムよく
ときに相手の勢いを、はぐらかすように、緩急をつけて打ち込む
相手の選手も、ドロップショットを使うなど、錦織をうごかすのだが
かなりの割合で、そのドロップショットにも反応して返していくのだ
その敏捷なこと、コートを元気に駆け回る姿は、小気味いい


ふりかえって、自分がそんなまねができるのかというと
テニスを続けていて、あこがれはするば、とてもそこまで動けない
実際のところ、3分ほんとうに集中して打ち合うなんていうのは
結構大変で、へろへろになる。けれどこうして、トップに近いプロの
選手の動きというのを、ときどきみるのは、やっぱりすごく参考になる


テニスでよく、勝負をわけるのは、一球だという話がでる
福田正之助のこの一球は絶対無二の一球なり、という言葉が
頭をよぎる
まさに、昨日みた試合も、このゲームのこの場面でふんばるかどうか
というところがあって、気迫と気迫がぶつかるという、いいところが
みえた


テニスは、ボクシングと例えられるところがある
つまり、戦いそのものだと。
気迫がまさるかどうかという、ほんとうに厳しい一瞬がある


そうしたなかでもすがすがしいのが、錦織圭のいいところかも
しれない
テニスに限らず、スポーツのすばらしいところは、言葉でなくて
会話して、相手をたたえあって、戦い続けるということに
なると思う


錦織圭、これからもいいプレイをしてほしい