人が育つということ

自信をもってなにかができるということ


経験者がまだ経験の少ない人に実際のところを、話してみる
そうした機会が、とても少ないのが、いまのビジネスの現場じゃないか?
企業は効率ということを、優先順位をあげていって、あるべき人数に対して
実際に配置する人数をしぼって、少なくしている。前に柴田励治氏がいっていた
集団皿回し状態だ。だから課長といっても、自分のノルマに追われている
自分の部下を手厚くフォローする時間や、体力は、残ってるのだろうか?


自信をもって仕事ができるようになる
集団皿回し状態で部下の指導をせよというのは、無理がある


前にも書いた、人間は退化するという話。これは本当に
気を付けたほうがいい。
ほんの30年、40年まえまで、、まだ地域社会が存在していた
と思う。いま地域社会は、特に都会では存在しないといっていい


子育てに大変な思いをしてる、若い世代。一方で人の面倒をみたくて
元気で働きたい、シニアの世代。「地域社会」がしっかりしていれば両者を
結びつけるのは、一定のところ、容易なのでしょう
地域社会がないとなると、そんなこと、どうやるんだろうと、なってしまうと
思う。地域社会、その場に住む人の意識の問題もある。「楽だから」
地域社会には属さず、人とつながるという基礎体力の部分が退化していく
7,8年前に「あいさつはなぜするのか」ということを、若い社員から質問が
でたと聞いて、ギクリとした


こころのところ、胸の中にあるのは、集団皿回しであり、地域社会の崩壊であり、
人と人が結びつき、仕事をする、助け合うということが、難しいなら
その状態を変える存在になりたいということだ。


コンピュータシステムの仕事をしていて、一定のところ、キャリアを積むと
どうかすると、自分はこのマーケットで泳げる、生きていけるという意識が
あるのか、自分を鍛えて、for the teamとしても輝くためにステップアップ
することに躊躇しだす、人がいる
こうしたことを、私の言い方だと、仕事に慣れるをとおりこして「すれている」と
呼ぶ
すれてしまっては、いけない。ここで思うのは、向上心を忘れず
常にステップアップしていく状態を作らないと、自分で自分を
肯定できなくなっていき、ついには、自己矛盾、メンタルの部分でくずれてしまう
そういう危険がある


技術hさは人より秀でたところがあるから、技術者として扱ってもらえる
けれど、そこにあぐらをかいてはいけないのだ。本当の技術者は常に
ステップアップしていく姿勢がなくてはならない。またそうだとしたら学びあう姿勢
がないといろんなことがうまくいかない
退化しないこと
自分をふるいたたせて、常に前にすすんでいくこと
やることはいっぱいある