日の出の時刻

国立天文台のwebサイトによれば、本日の日の出の時刻は6:25
ちょうど10分前ということになる
少し曇り空で、わかりにくいけど。
そして3月1日になると、6:13となる
ここ数日は、一日に1分早まるということになろうか
お正月からくらべると、30分は早くなった。日の出が
早くなるのを、感じると、春はもう間近だなと、感じる


春を感じさせる花は、梅、桜とあるのだけど
梅はいまどんなだろうか。桜が見ごろは1週間とかですぎてしまう
のに比べて、たいてい、梅はもっと長い。きっと今週
くらいでも、いいなという木はまだあるのだろう


梅を見に行くというと、私のなかでは、真っ先に鎌倉が思い浮かぶ
梅の名所の寺はいくつもある。また、桜だって、悪くはないのだけど
梅の凛とした感じは、鎌倉の谷(やつ)に静かなたたずまいを
残してくれる、寺にふさわしいと思う


梅の寺、というか花の寺として、瑞泉寺、光則寺は素敵だ
瑞泉寺は、山門からはいったすぐの梅園があるが、ここは
とても、花の時期が遅い。おそらく午後しか日が射さない
ということが大きいのだと思う
左に梅園をみながらすすみ、奥まった、本堂のある庭園に
あがる、並木道をあがっていくのは、とてもいい風情だ
文人が愛したのがわかる感じがする


光則寺は、海棠でとても有名なのだけど、梅その他花が
あふれるばかりある、いい寺だ。やはり谷の奥まった
ところにあり、日蓮の弟子の日朗が幽閉されたという
土牢がいまも残る。寺は、静けさで、心を静め、客観的に
なることを助けてくれる感じがする


梅のいいところは、いまの季節のように、まだ寒いときに
咲くからだと思ったりする。耐えて、春を呼ぶように
気持ちを込めて咲く。花がじっと咲き続けるのも
いい感じがする。桜はぱっと散ってしまう


朝起きて、ウォーキングをすると、誰もいない住宅街で
庭などに花が咲いてるのをみると、とても心なごむ感じがする
いまはマンション住まいなので、できないけど、庭に
花を咲かせるようなそんな生活って、あこがれる


花は、日の出の感じとか、気温により、咲いたりするようだ
桜の花の咲くころは、新芽がでたり、花が咲いたり
一斉に春を感じさせることが起こるのだと、あるとき
気が付いた
そんな季節の変化にやっと、目が向くようになったという
ことかもしれない


旅行にでると、友達にはがきを送る。はがきの書き出しは
季節を感じる一言を書きたいと思う
いまなら、梅だろう。春を呼ぶ梅はいい
はがきを書くようになったから、季節のことを、気持ちに
とめようということもある。相乗効果といっていい
日の出の時刻を、気にして、ちょっと季節の動きを感じた朝
だった